kyouna2022つれづれ日記

両親の介護を中心にいろいろなことを書いていきます。

母が退院して3ヶ月が経った

母が退院して3ヶ月が経った。介護が始まって3ヶ月。あいかわらず、右手右脚は動かない車椅子生活。退院して帰宅した当初は自分の動かない体をもてあましつらそうだった。

病院では車椅子で自由に動いていたようだが、家では思うようには動けない。

バリアフリーとはいえ不自由になった体には不都合なことが多くイライラすることが多かった。

 

母も、母を支える家族も辛い期間だった。

テレビも観ない、ラジオも聞かない。ただただイライラしていた。

 

そんな中、父が救急車で運ばれた。

母は一緒に逝きたいと言った。

力を無くした母はボーッとしていることが多くなり、同じことを繰り返し繰り返し聞いてくるようになった。

 

私に嘆いている余裕はなかった。

 

父が一命をとりとめ、人工呼吸器の管が外れたことを知った時、母の意識ははっきりした。

 

一度はあきらめた父の命がつながり、車椅子に座った父と対面した時、母は少し元気を取り戻したようだった。

 

父がリハビリのため転院した日、家に帰った母は早速父の洋服をタンスから出して揃えていた。

父が退院した時に着る洋服を届けると言って。

 

1ヶ月先か、2ヶ月先か、まだ入院したばかりで退院日なんてわからないのに。

 

暫くして、急にラジオを聞きたいと言った。

外出を嫌がっていたのに嫌がらなくなった。

庭にもよく出るようになった。

 

母にとって父の存在は元気の源なのか。

 

そして家での生活にもやっと慣れて来たのか。

 

車椅子ではなく、家の中にを杖で歩けるようになりたいと言った。

 

3ヶ月目、初めての前向きな言葉だった。

 

 

 

ふつうに歩いてるじゃん!?

なんで入院してるの!?

ほんとにそういいたくなる映像だった。

 

リハビリ入院をして半月になる。

父のリハビリの様子を動画でみせてくれるサービスがある。

サービス自体はありがたい。このご時世、父の病院での様子がわかるのはうれしい。

 

遠くの方から歩いてくる父の姿が映っていた。

入院前となんら変わらない歩き方。

別の動画では、お手玉を拾ってカゴに入れている。さすがに何個も拾うと疲れた様子。

床に座って立ち上がる動画もあった。

 

家と変わらない姿。退院は1ヶ月後。

 

食事も普通食、トイレも自立している。

 

ほんとになんで入院しているんだろうか。

 

一時は生死を彷徨った父、85才で後遺症もなくここまで回復しているのは奇跡というしかない。

 

万全をきすことがまだあるのかな。

 

ハードな1日の終わりに

朝から車を運転しっぱなしの日だった。

 

朝、父が入院している病院から電話が入り、急きょ荷物を取りに行く用事をいれた。

その前に2件用事をこなしている。

家から片道30分の距離。

お昼ご飯は、次の予定まで時間がないので、近くのスーパーでパンを買い食べながら移動。

 

友人宅に自家製の柿とみかんを届けたら、

気の利く友人が紅茶とクッキーをプレゼントしてぬれた。気遣いがうれしい。

 

そのあと、父の身の回りの品を購入し美容院へ。

ここに来るのは3ヶ月ぶり、介護が始まるとなかなかこれない。

最大の原因は距離、遠い。

終わって帰宅、渋滞に巻き込まれたこともあり、あたりは暗くなっていた。

7時に友人にいただいた紅茶をいれ、やっと一息。

移動の激しい1日が終わった。一日自由に動ける日はついつい予定を入れがち。運転のしすぎか体が痛い。

美味しい紅茶とクッキーで癒された。

 

障害者認定の手続きのため病院に行ってきた

昨日は母の障害者手帳の申請のため、病院に行ってきた。いろいろ条件が細かいらしいが、先生はすぐに対応してくれた。

脳梗塞から半年以上が経っていた。

 

リハビリのため入院し、退院後も自宅でリハビリを続けている。

 

少しでも体の機能がが改善して元の生活に近づくために。

 

障害者認定を受けるということは、もうこれ以上よくなりませんよ。と、言われているような気がした。

 

それでも、サービスを受けることができれば助かる。

介護保険福祉用具のレンタルなどのサービスを受け、日常生活の大部分はカバーできているのて、利用する範囲はかなり絞られるけど。

 

母はまだ、元のように自分の脚で立ち、自分で洋服を着替えたいと思っている。

家族もまた、そう願っている。

 

矛盾している。

ゆめ

明け方父の夢を見た。

 

家の外に父が立っていた。

みんな家の中にいるのに父は入ってこなかった。

 

早く入っておいでと言ったら病院に帰ると言った。

そこで目が覚めた。

そう、父はまだ病院に入院している。

 

早く帰りたいのか、私が帰ってきて欲しいのか。

日に日に回復しているらしい。

久しぶりに一人で外出は友人とのランチ

母の介護が始まって3ヶ月が経とうとしている。

あとどのくらい続くのだろう。まだ3ヶ月なんだとあらためて思う。もうずいぶんこんな生活をしているような気がしている。

 

3ヶ月ぶりに友人と食事に出かけた。以前は頻繁に会っていたのに、お互い両親の介護が重なりなかなか会えず久しぶりの再会。

 

なのでちょっとぜいたくなランチ。

 

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静かなゆったりとした空間で和食のコース。

 

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デザートまで美味しかった。

 

気の合う友人との楽しいおしゃべり、あっという間に時間は過ぎていった。

リフレッシュできた日だった。

 

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家族にはクリームがたっぷり入ったRINGOのアップルパイをお土産に購入💕

また明日から頑張ろう!😊 ムリせずゆったりと。