畑仕事で鍛えた85歳、今日は父の転院日
晴れ。ここ最近の雨模様の天気から一転、暖かく穏やかな日。雨じゃなくて良かった。
迎えに行った父は車椅子姿で現れた。元気そう。
2週間もの間人工呼吸器に繋がれ、生死を彷徨った人とは思えないほどの回復ぶりだ。
話す声もしっかりしている。
車椅子で病院の外に出た。
車に乗り移る動作が心配。
どれくらい自分の力が入るのだろう。
ドアが開いた瞬間、父は自分の力で立ち上がり、車に乗り込んだ。
あっけに取られた!
なんて回復力だ!
付き添いで行った家族の心配をよそに、父は家に帰るのか。とも言った。
リハビリのために病院に行くと告げると、残念がった。
看取りを宣告されていたはずの人だった。
転院先の病院での動作確認でも問題はなかった。
調査をした時より、だいぶ回復しているようだ。
本当に帰ってもいいみたい。
でも入院が決定しているから入院はする。
そういうものだ。
全身に検査をして合格したら退院も早くなるのかな。
でも、1ヵ月は入院してもらうと言われた。そういうものらしい。